しづ散策の会
平成15年度 さくら“夢のまちづくり”さぽーと事業に『佐倉でさがそう! バリアフリーの道をU』と題して応募した結果、5月27日付けで採択されたので、事業内容を紹介します。 |
事業の概要 |
事業名 佐倉でさがそう! バリアフリーの道を U |
(1)目的・まちづくりへの効果 |
高齢化社会。車いす利用者や視覚障害など何らかの障害を持った人が 多い。これらの人が家に引き籠もりにならないように、家の外で安全に 生活し、余暇を楽しむことができることが、最も重要なことの一つであ る。その手助けをする。 |
↓▼ |
資料(冊子)を作成する |
(2)具体的内容 |
1 拠点の選定(原則として公共駐車場・車いす用トイレ・休憩できるロビーなど がある場所) ・ 佐倉市役所臼井出張所・臼井公民館 ・ 臼井老幼の館 ・ 七井戸公園 ・ 臼井城址公園 ・ 佐倉ふるさと広場 ・ 佐倉市臼井西地域防災集会場・臼井田自治会館(以下臼井田自治会館と いう) などが考えられる。 |
2 コースの選定にあたって @拠点を中心に全行程3qぐらいまで(1〜3時間程度)の車 いすでも安全に楽 しく散策できるコースを選定する。 A拠点から離れている場所は、ワンポイント地として選定する。 |
3 車いす対応の整備状況を詳細に調査する。(データベース化) @道路の状況(歩道の有無、舗装、段差、幅員など) A駅の状況 Bトイレの状況 C目的場所の状況 D経路(道順)の状況など |
4 資料の作成 ・大きさ A5版 ・部数 400部(今後、平成23年3月20日改訂版300部発行予定) また、別途映像(ビデオ)を利用しての散策案内を作成する。(1〜2か所) |
5 資料の配布場所 ・佐倉市役所臼井主張所・臼井公民館 ・臼井老幼の館 などが考えられる。(市役所の判断による) |
6 散策の方法 @拠点まで車で移動し、そこから車いすを利用して散策する。 Aワンポイント地の場合は、車で移動し到着後車いすでワンポイント地を散策 する。 |
7 散策範囲の対象など 自然・公園・植物、史跡・歴史、食事・喫茶、芸術鑑賞、買い物、カラオケなど |
(3)この事業を実施するに当たり基本的考え @自力で車いすを利用できない人を主体的に考える。 A家族が付き添い、散策しながら家族の対話(会話)を楽しむ。 介添者が付き添い、散策しながら対話(会話)を楽しむ。 B体験乗車を繰り返し行い、車いすの特性、動きを充分体得する。 C車いす利用者の考えを聴く機会を設けたい。 Dコースづくりに当たっては、目標地点を設定しそこまでのコースを充分点検 し、障害場所、障害内容などを把握し、最終的に可能なコースを複数設定 したい。 E今回のさぽーと事業で得られた具体的な改善や要望などを佐倉市に提言し たい。 |
(4)コース設定の際、考えられること @散策の楽しみは ○景色、自然、樹木、草花 ○歴史、史跡 ○食事、喫茶 ○芸術鑑賞 ○買い物 ○カラオケ など A車いす対応の条件 ○バリアフリー対応・・間口、段差、舗装などの現状 ○トイレ ○アクセス Bふさわしい時期 ○春 ○夏 ○秋 ○冬 C時間 ○たっぷり半日・・3時間 ○ちょうと外出・・1〜2時間 |
(5)スケジュール 平成15年6月〜16年3月20日 会の通常の活動(月例会・臨時会) 6月〜16年3月 さくら“夢のまちづくり”さぽーと事業の調査・研究 6月〜16年2月 原稿とりまとめ 12月〜16年1月 印刷・製本 16年2月 成果報告・清算 16年3月 改訂版発行予定(300部) 23年3月 |