６月２４日朝３時起床、先ず天気が気になったが雨なしで曇天模様だったので一安心。
同行８人で各バンガローにて朝食を済ませ準備装着後３時４０分、２台の車に分乗してスタート会場に出発。
今年は湧別のバンガローに宿泊 何時もの所ではいチーズ 思い思いにスタートまで
４時スタート会場着、三々五々選手が集まってきた。懐かしい顔ここだけでしか会わない顔、元気を確かめ合い
エールの交換と記念撮影、楽しい時間を過ごしてスタートだ。
スタート3分前 名物の私設エイド
５時スタート、気分良好、体調良好で去年と比べものにならない好調さだ。
前半飛ばして貯金作戦で挑む。 ｋ／５分で行ける所まで行こうの作戦、秋田の高速ランナー大友さんと気合の
タッチ、銀ちゃん、スノトレさん達と先になり後になりながら３０ｋ通過が、２時間３７分５３秒とややオーバーしたが
スタート時の混雑を考えると計画通りだ。
竜宮台を折り返してきたトップランナーに会ったのは登栄床漁港に入ってすぐ凄いスピードだレベルが違うわ
トップ集団のすぐ後ろに、エロちゃん、若さ魔、ゲルさん達が続いていた声掛け合って元気をもらった。
ヨーシ俺もという気持ちで５０ｋまで飛ばす。
天気も曇天で今にも降り出しそうで降らない、気温も上がらず１３〜１４℃と天候まで俺に味方してくれた。暑さに
弱い俺には何よりも有り難いプレゼントであった。
結果５０ｋ通過は、４時間４１分５４秒とサブテンの勢いであった。
しかし、このすぐ後に思わぬアクシデントに襲われるとはこの時は知る由もなかった。
これより後半戦
５０ｋ地点を快調に飛ばし通過して暫く経った頃から左足第２指あたりから違和感がどうも変だなあと思いながらも
あと２〜３ｋで５５ｋのレストステーションに行けば何とかなると痛みを堪えて頑張って走る。
何とか55ｋのレストステーション緑館に到着、預けた袋を押し頂き近くの椅子に腰掛け恐る恐る靴下を脱ぎ足指
を診ると左足第２指親指側がプックリと水脹れでフワフワしている、これじゃ痛い訳だ早速に袋から鋏を取り出し
フワフワの軟らかい所を摘んで切り穴を開ける、ピューと水が飛び出てきた。こんなに溜まってたんだ！！
水を搾り出し丁寧にチタンテープでテーピングしてから両足にディクトンを摺りこむ、この間約３０分えらいロス
タイムだが備え有れば憂いなし用意しといて良かった。
治療を終わり袋を再び預けて出発するところで、スノトレさんとバッタリ追いつかれてしまった。調子が悪くて
体が動かないと言いながらも見る見るうちにグングン離され遠くに大きい体が小さくなって行った。本当に調子
悪いの？！！
此方の方は治療は施したもののどうにも違和感が拭えない騙し騙しの走りで60Ｋ通過6時間09分08秒で、この
時点では未だ11時間を切れるかなと思っていたが一向に痛みが治まらないスピードを上げると痛みが増して走っていられない状態が続き忸怩たる思い情けないかな ｋ／8分にまで落ちてしまうエイドで休んで立て直しをしてみたが相変わらずだ兎に角、足を止めずに走り続けて70ｋ通過 7時間40分02秒この１０kだけで１時間３１分も掛かって
いる、ウヒョーこれじゃ１１時間切りも諦めだ、こうなったら開き直って行くより無いとタダタダ前進あるのみ。
なあーにも考えずに走っている内に麻痺したのか足の痛みもいつの間にか消えていた。ワッカに入る前のエイド
でリーフレッシュ盛大な応援を受け愈々ワッカへ突入、２年前に秋田内陸１００Kを優勝したＡさんが足を引きずり
歩いていた何かアクシデントが有ったのだろうエールを送る。80ｋ通過 8時間54分19秒ほぼ回復して来た。
さあ後20Ｋこの調子で頑張ろう暫く走っていると折り返してくる、ＫＥＮさん、北キツネさん、ｍａｔｓｕさん、銀ちゃん
スノトレさん、おりんちゃん、イがちゃん達とハイタッチで元気を貰うビンビン。
去年に続き2度目のワッカ今年は曇天で寒いくらいサロマンブルーは望めなかったが走るには丁度良く今年は
原生花園の美しい花々を愛でる余裕すらあった。名前は判らないけれどっも眼に入る景色と花は美しく疲れを忘
れさせてくれた。
ワッカを折り返して、ここら辺から雨が降り出してきたが気になるほどの雨ではなかった。 90ｋ通過 10時間
01分56秒、かなり盛り返してきたがもう完全に11時間を切るのは無理と諦める、折り返してから、キャプテン、
マユサさん、ドンちゃん、皆さんガンバレー、最後に会ったのはＢｏｏちゃん諦めるなガンバレーと声かけたけど
今回の参加者中一番気になる存在だった。
2Ｋ手前で梅子さんの応援を受け勇躍ゴールに駆け込んだ結果 11時間13分05秒これで今年の俺のサロマは
終わった。
思いも掛けなかった自己新達成、天候に助けられた部分が大であったが嬉しいの一語に尽きる同行のメンバー
さん全員完走、全員自己新で二重の喜び後夜祭で弾け足り無くてバンガローに帰館してから、大炎会でおおいに
飲み語り盛り上がったのは言うまでも無い。
