NO.388 参加費¥6000 晴れ 9〜33度
タイム 4:37:44    出走男子2375人・完走825人/完走率35%
★本番の2日前(24日水曜日)会社・組合主催の富士ご来光ツアーに参加、会社工場17時発, 富士山
五合目着21時50分

    

 さあいよいよ登山開始22時より登頂を開始する、台風の影響で天候が悪化し雨風が強くなる八合目
までは全員到達するも益々風雨が強くなり待機となる。
 待てど好転せず意を決して数名が再アタック強風雨の中ヘッドランプと虎ロープ、標識杭を頼りに
暗闇を手探り状態で前に前にと進む気が付けば周りに誰も居なくなっていた、聞こえるのは風の音
ばかりこれで頂上に着けるのだろうかと心配になり心細くなり寂しさ大なり。      
                                   
神社の鳥居が見えた時にはホッとした10日程前に山岳軍団の仲間と練習走に来て見覚えのある
場所だった山頂着25日2時10分、ご来光までには時間は有るし山小屋の開くのは4時からだと言
うし、2時間近くジーと寒さこらえて待つ合羽を着て完全装備でよかった。
 4時山小屋開店中に入り暖を取りながらラーメンを食べる寒くて腹も減っていたので美味かった露
まで一滴残さず飲んじゃいました、会社の仲間も同じ様な事をやっていた結局26人中、山頂まで辿
り着いたのは3人だけでした。

    

 荒天の為ご来光も拝めず5時下山開始する、時折見える下界の景色は綺麗でした五合目着8時
半バスの来るまで、それぞれ個性に合った過ごし方で時間を潰す。
★11時、河口湖半のホテルで温泉、食事
何か明日の本番を控えて私の壮行会を開いてもらった感じ乾杯。
    

    

★12時昼食後ホテルの好意により富士吉田市役所まで送ってもらう、受付を済まそうと思ったんだ
けど時間が早すぎた為一旦今日の宿舎の富岳荘に行き仮眠を取る疲れもあり爆睡気が付いた時
は5時を廻ってた、慌てて受付会場へ20分前セーフ、国井さんとの約束は×でした。

バスを待つ長蛇の列                  完走後疲れた表情の私

宿舎に帰り夕食後9時就寝する、相部屋で10人の大部屋は初めての方ばかりでしたが皆さん行儀
良く直ぐに静かになり眠りに着いたのであります。

★7月26日(金)晴れ
 5時半起床6時飯、6時半出発同部屋の丹台さんと同行、途中流山走友会の方達と会う会場着7時
山岳軍団の面々と合流する。
 7時半一斉にスタート狭い道に3000人近くのランナーが犇めき合う昨日とは打って変わった快晴の
いい天気で暑い、最初から最後まで上り坂キツイ、馬返し1:13:09林道から登山道に入る五合目
2:15:12目標より10分遅い、国井さん藤木さんは軽やかに遥か彼方に行ってしまった流石山岳軍団
六合目辺りから急坂になり溶岩石に注意しながら登る品さんに追いつく八合目到着4:01:54これは
無理かなと思いながら、杉山さんの奥さんの応援が有りジュースと飴を戴くエイドではコップ一杯しか
割り当てが無いので有り難かった。
 
 九合目を過ぎてあと少し頂上を見ればゴールの旗が翻ってるゴール手前で先にゴールしていた藤木
さんが頑張れと励ましてくれるキャプテンも来ていると、でももう時間内は無理あと残り5分を切ってる
歯を食いしばってゴールめがけて頑張りましたキャプテンの顔を見たときは思わず万歳をしてしまいま
した、結果4:37:44と完走証の貰えない完走でしたが気持ちの上では完走です。

出発前朝宿泊の富岳荘にて            下山してバスを待つ杉山さん

ゴールの瞬間  写真提供下條キャプテン

★下山後吉田市役所に集合ドリンクを貰ったりうどんを食べたりして寛ぐ他の走友さんとも意見交換を
する。
 帰りは麓の湯〜園に皆さんとお揃いで温泉につかり疲れた身体を癒してから村井さんご夫妻の車で
帰宅しました。
★感想、反省
日本一の富士の山は日本一過酷なレースでもありました、後一回参加資格があるので来年叩き直し
て再挑戦します。
 反省として前日に無理して登ったのは無謀でした高山病対策には成りましたが走るのにはマイナス
でした。
 応援してくださいました山岳軍団の皆様はじめERCの皆様その他関係者の皆様本当に有難う御座
いました今後とも宜しくお願い申し上げます。

第55回 富士登山競争 02/7/26

★亀仙人の富士山初参加!

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