第15回八ヶ岳野辺山高原100kmウルトラ
マラソン完走の記
2009年5月17日3時起床、外を見ると予想通り雨が降っていた。 事前に予想して
いたので、それほど嫌だなあとは思わなかった。
ロングタイツにロングスリーブの上に短パン・Tシャツを着こみ、それなりの防寒対策
を施し3時半朝食後それぞれの車に分乗してスタート会場体育館に行くと雨の為、中
はごった返していた。
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トイレと荷物預けに時間を取られスタート時間の5時ギリギリ・セーフであった。
寒さの為か腹の調子が悪くなったのは誤算でした。
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5時スタート、スタッフや応援の人々に送られてゆっくりと走り始めたが
防寒用のゴミ袋を宿に忘れてしまったことが後々まで響く事になろうとはな
最初の2〜3kmの所でレイチちゃん達とエールを交わす彼女達も元気一杯だったが元気にゴールして
くれる事を祈り先を急ぐ。
林道トレイルを通り最高地点も素通り天気が良ければ富士山も見えて最高のロケーションなんだが今日
は小雨にけぶり何も見えない銀ちゃんに追いついたり追い越されたりしながら稲子湯のエイドに到着。
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稲子湯エイドでは寒さに震えた体に温かいお汁粉を3杯もお代わりして一息入れ暖を取りスタートしました
稲子湯を経て第一関門をクリヤーここでは初めから着替えの予定はしていなかったのでそのまま通過、
八峰の湯⇒松原湖までズーと長い下り坂を降りしきる雨の中をただ我慢我慢、辛抱辛抱の連続に耐えて
走り続けるよりなかった。
松原湖を過ぎてからスノトレさんと一緒になり励まし合い相前後しながら折り返し地点に歩を進めると折り返して
きた銀ちゃんに会う調子良さそうだ12時間を切るスピードだ。
折り返し点の着替えポイントで Tシャツと靴下と手袋を履き替える足が濡れてフヤケていた自分の足でないみた
いで変なんだこりゃ、蕎麦とレモンティを頂き出発する。
71kmでスノトレさんとお別れ、寒いし辛いし俺も71kmにしとけばよかったな温泉入ってビール飲みたいなと
思ったけれど気持ちを切らさない様に先を急ぐ瀧見の湯から再び登りのコースこのコースの難所中の難所、馬越峠
に差し掛かる 我々のクラスではほどんと歩きで喘ぎ喘ぎ皆で登る雨に打たれて寒さで疲労困憊でみな疲れてい
るのか話も返ってこなくなる峠到着10時間30分位であった。
雨は小雨になったが風が時折吹き抜け寒い中、一気に最終関門の川上村まで駆け降りる足指が痛み出し動い
てくれず棒の様であったが気力でエイドに駆け込んだ。所要時間11時間30分、残り時間2時間30分 これで感想を
確信する。
ここでは靴を脱ぐのが恐ろしく、そのまま荷物を預け温かいウドンとココアを頂き出発する。
90km通過12時間03分15秒、もう歩いても大丈夫と思ったら、どーおっと疲れが出て走る気がしなくなりダラダラ続く
上り坂を歩いたり走ったりしながら進むが足の痛みが段々酷くなり異常に成っているのが分かった。最後の10kmは
一郎さんと励まし合い時間を計算しながらの前進でゴール会場のザワメキガ聞こえ右に曲がると思っていたら走路
員から前進を指示されゴールが遠くなりガッカリがっくり。
後3km後2km後1kmもう少しもう少し、みどりちゃんの放送の声が聞こえ俺の名前を呼んでいる、スノトレさんと
ユッカちゃんが迎えに来てくれ一緒にゴールしてくれた。
有難う。感謝、感謝 <(_ _)>
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