海抜0から3003mへ

   第11回 立山登山マラニック

 2008/8/30(土)曇りのち雨 気温25℃ 頂上10℃ 参加者236人 参加費 25000円

 立山は・・・古くはタチヤマと呼ばれ「万葉集」にその岩と壮観さを讃えられた。神の山と崇拝されつつ仏教的
に開かれたのは平安初期と伝えられる、今も数々の伝説が語り継がれていて現在では日本三霊山の一つと
して広く富山県民のシンボルとして崇められている。
 古来、越中男子は立山登山をして始めて成人の資格を与えられたとあり、だから立つのかも知れない。?
このマラニックは富山湾の海抜0mから常願寺川沿いに源流を探るべく称名滝を眼下に八郎坂を経て北アルプス立山山頂(3003m)に自らの体力と気力で一気に11時間以内で駆け上るものである。
 コース概要
浜黒崎キャンプ場スタート⇒常願寺川左岸堤防⇒弥名滝⇒八郎坂⇒弘法⇒弥陀ヶ原⇒室堂⇒立山(雄山頂上)

Ca3a0007 前日21時就眠ぐっすり眠って目が覚めたら1時まだ早いと眠ろうと思ったが目が冴えて眠れれず飯を食ったり段取りをしたりして時間調整して2時30分富山駅前のバス集合場所に行く。
スタート会場の浜黒崎海岸キャンプ場に移動してスタートを待つ間にトイレでマックス爺さんにバッタリ初おめもじ,でも何となく解るもんなんですね志あれば通じる。

  天気は曇天気温は寒かったが走り良さそうである。
富山湾の海水に手を付け海抜0mを確認してからスタートを待つ松原委員長の開会挨拶で今回から1時間制限時間が短縮され室堂まで9時間との事これは我々ギリギリランナーには厳しい内容である。
Ca3a0013
 エイエイオーの気合を入れた後4時スタートは切られた。夜も明け切らぬ暗闇の中にヘッドランプの明かりを頼りに走り出した。

  暗闇は走りずらかった水溜りがあったり凸凹があったりで注意しながら走っていると10k付近の大日橋辺りで明るくなり始め、えんまめさんが良いペースですねぇと言って通り過ぎて行った。次いで金沢のまもちゃんが声を掛けてくれた彼とは大町走って以来だから7〜8年ぶりの再会で懐かしさが込み上げて来たが先を急ぐ身なので先に行ってもらう、とても着いて行けません。
 次いで、とんこつスープさんに追い着いたけれど彼は余裕があるのか又先行していってしまった。少しして、マックス爺さんに追い着いた。今回初めてお会いしたが同学年で偏平足で現在の仕事も同じで特別な親しみを感じていたので一緒に走れて嬉しかった。
 走っている内に汗でビショビショ相当に湿度が高いようだ脱水にならないようにエイドに寄る度に水と梅干をいただくMARAさんがタイミング良く疲れた頃に私設エイドを出しててくれて2度も元気を貰った。
 弥名滝エイドで5時間41分41秒も掛かってしまった。MARAさんに尋ねるとギリギリかもと言われ着替えをパスして其の侭、八郎坂に突入ここら辺りから雨が降り出し途中で100円ショップで買った合羽を着込む雨が段々酷くなり滑る道に脚をとられ足も上がらなくなり寒さも加わり足が攣りそうになりながらもヘロヘロ、バテバテでやっとの思いで弘法エイドに辿り着く、ゼリーと水で一息入れて走り出す。
10K過ぎた辺り 室堂エイドでおかゆをいただく ココラ辺りでMARAさんと会う 弥名滝の手前

弥名滝エイド

立山大橋

立山エイド

お世話になったスタッフの皆さん

弥名滝

木道

表彰式

下山道を歩く

翌朝は快晴

雷鳥荘よりの下山道

室堂

女子一位の??さん

7年ぶりに会ったまもチャン

あれほど降った雨も翌朝はカラリと晴れた行楽日和で何とも皮肉なものですね。

 弘法のエイドを出てバス道路に出る少しして木道に入り2kくらいは続いたのではないか?雨は土砂降りで降り続いていたので滑って走りずらくほどんとの人が歩いていた木道を過ぎ、とんこつスープさんに追い着いたのでヤバいんじゃないのと聞いたらマジでヤバイよと返ってきた。でも寒さと疲労で足が上がらない、どうにもこうにも歩くしかなかった。ほうほうの体でやっと室堂エイドまで辿り着たのは9時間15分タイムアウトでした。
 エイドで温かい梅干入りのお粥をいただく美味しかったなあ五臓六腑に染み渡りました。あの味は忘れられない2杯もお代わりしました。ご馳走様でした。<m(__)m>
 今回は室堂でタイムアウトで残念な結果に終わりましたが来年の課題も見つかりましたので鍛え直して来年も当たればめげる事無く挑戦したいと思ってます。