カプセル内は真空、内部にひとつ軸受けがあるので     外部に二つの軸受けを設定し、衛星内に設置する     必要がある。

回転数の計測器は10の-10乗程度の精度があれば     よい。

概念図であるから、サイズは無視した。

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ジャイロスコープを見ていると、いつまでも回っているように見える。
しかし、いづれは止まるのだろう。
止まる理由はコマの支点部分の摩擦が第一だろうが、空気の抵抗も厳密には計算に入れるべきだろうし、
重力(引力)も関係する。
さて、そこで小泉元首相ではないが、ジャイロスコープから、可能な限りの抵抗勢力を取り去ったら、コマは
いつまで回り続けるのだろうか。
つまり、宇宙空間において、ジャイロスコープを回し、安定したところでコマの支点をはずしてみる。
アニメのように、無摩擦、無重力、無磁力、真空状態でコマを回す。
隕石にぶち当たってしまってはどうしようもないが、その確率はゼロに近いので、無視する。 
しかし埃、砂粒程度のものは相当有ると考えて、最初からカプセルで保護しておく。
さらに小石程度の浮遊物でも、この実験では致命的な影響があるので、カプセルは人工衛星内に設置する。
しかし、わずかな重力場の変化で実験不能に陥る可能性がある。(この行11/29追記)
 
スタンフォード大の企画は「相対論の証明」と言う不純な動機から出てきたものであり、さらに回転のエネルギ
ーは不断に投入されると言う卑しさがある。
 
それに対し、この実験は初期に投入された回転エネルギーの寿命を計ることであり、目的がより崇高である。
またあの程度では、ジャイロスコープの精度が低すぎると思われる。
なぜなら、支点を持たぬコマを回し続けるのだから、磁力の影響を受けない素材選びと、完璧なバランスを
要求されるからだ。
地球の地軸が時おり、振れを生じる、これは他の天体の影響もあるが、それよりも重心バランスが取れていな
い事が主たる要因だから、バランスは重要である。
 
果たして、どの程度回り続けるのであろうか(100億?200億?)。
「慣性が永久運動であるかを調べるにしては、期間が短すぎないか」と言うご指摘があるのかもしれない。
お断りしておくが、自転運動が永久運動かどうかなどとは、爪の先ほども考えた事はない。
計測器で、数年から10年のデータを解析すれば、およそのところは判るはずだ。
これは前の項(現代の天動説)の実証実験の方法について述べているだけであり、データは必ず回転数の
減少傾向を示すはずだと考えている。