2001年6月3日 初のバレエとの合わせ、と思ったら、バレエの人は3人しかおらず、 我々の練習を聞いているだけだった。 えらく速いテンポで弾いた曲もあるのだが、バレエの演出家は 「大丈夫です」の一点張り。逆にえらく遅いテンポの曲もあったのだが、 それも大丈夫なのだそうだ。本当にこのテンポで踊れるのかいな? 今日の練習場は音響が良く、自分の音も他人の音もよく聴き取ることができた。 ただし、木管は場所が隅っこの変なところにいたせいか、全般的に音の通りが悪かった。 こんな時、いつもの注意が身にしみてよくわかる。 「Clを聴け」とか「木管を聴け」というところは、その通り聴こえるように演奏すれば、 全体のバランスも自然と取れてくる。 もし、単に「ここは音を小さく」とかいう気をつけ方だと、音響が変わった時には通用しない。 とはいっても、まだどのパートを聴いたらいいのかわからない人が 少しいるように感じたなあ。 今日は練習前に、浅草の怪しげな薬局でおばちゃんの勧める栄養ドリンクを飲んだ。 おかげで体力は持った。しかしソロの音程は上がりっぱなしだった。 いや実際気持ちも揚がっていたのだけれど。