2001年5月19日
東京文化会館のBリハーサル室にて、先週の残りを練習した。

予想していたよりは少し小さめのリハーサル室であるが、
音響的には弾きやすい。他のパートの音がよく聞こえる。
特にホルンがよく聞こえた。ながーく伸ばしている音もよく聞こえ、
ホルンって和声を支えたりリズムを作ったりいろんな役割があることがよくわかった。

あと、不思議なことに、いつも座っている位置から管楽器の
人々の顔がよく見通せる。これって練習に来た人が少なかったってこと?
いやいや、ビオラ以外はいつもと同じくらいの人数がいたけどなあ。


上浅独特の遅くなる癖がまたちらほら出てきた。
No.8の最後の2小節はとっても重くなった。
どうやらティンパニがブラームス的なサウンドでやっているのが原因らしい。
No.13のIIIの後ろから20小節目のpも遅くなってしまった。
ここは前にも指摘されたところだ。今回は遅くなったと言うよりは迷いが生じた
というべきか?

しかし、少しうまくいったところもある。
No.23(マズルカ)の練習番号68の前7小節から始まるPiu mosso感が少し出た。
私自身もそのことを伝えるためにオーラを出そうと努力したこともあるが、
室内の環境が良かったので、気がついた人からパパッと以心伝心したのかもしれない。

フィナーレは時間の都合でサッと通しただけなので、来週はフィナーレをもう一度やる予定。