2001年4月30日
合宿3日目(私にとっては2日目)。

大澤先生の合奏で全曲通した。
合宿中、ずっと分奏でやってきたので、弦と管の間でお互いがどのように変わったか
実際に音を出して確かめ合う良い総まとめになった。

合奏で使った部屋は、昨夜弦の分奏で使った部屋よりも残響が少ない。
弦のメンバーにとっては、これまで出ていたボリューム感が少し減ったように聞こえるので
皆の顔色が少し疲れたように見えた。
管のメンバーにとっては、これまで血みどろの練習をしてきた部屋で、1回通すだけで良いのだから
パワー全開で吹きまくっていた。

いやー、本当に鳴る鳴る。音圧で顔が吹っ飛びそうだ。自分の音が全く聞こえないよ。

鳴るだけではない、テンポも含めてキッチリ吹けているので、弦もとても弾きやすい。
トランペットのSさんは見違える、いや聞き違えるほどの素晴らしいソロを聞かせてくれた。
管楽器のメンバーは、これまで「鳴らす」機会がいかに少なかったかということを物語っているだろう。


さて、今回の合宿の目的は果たせただろうか?私見だが、次の3つだと思う。
1.体力をつける(楽にいい音のfを出せる)
2.難しいところをしつこくさらって弾けるようにする
3.普段できないような組み合わせでアンサンブルする(親睦を深める)
1番は完全に達成したと思う。2番は私自身が途中参加だったので確認していないが、多分できただろう。
3番は初日の晩にやった人がいるらしい。まあ、時間を組まなかったので少しだけだったらしいが。

全体を通して有意義かつ楽しい合宿だった。