2001年3月31日
上浅フィルで、バレエ団に渡すための録音をした。

雪の降る中、車で会場に向かったのだが,
とんでもない渋滞にはまり、遅刻してしまった。
こんなに混むのは年度末だからだろうか?
事故も多かったが、年度の成績が振るわない人が多くて
精神的に落ち込んだ人が事故を起こしてしまったのか?

とにかく、録音をした。

私は、どうもこの録音というのが苦手だ。

理由を考えてみた。
録音だと、どうしても後々まで残るという意識がある。
録音なしで聴衆だけであれば「気持ちを伝える」ということが
メインに置かれるのだが、録音となると「間違えないようにしよう」
という意識のほうが少し勝ってしまう。

その結果、間違えないようにするつもりが、かえって硬直し、余計にミスを発生してしまう。

プロならこんなことは無いのだろうが、私は毎日練習してるわけではないので、
硬直するんだな...言い訳か。


妻がハープパートをピアノで代弾きしたが、なかなか効果があったようだ。
一番面白いと思ったのは、終曲の最後のほうのsubito pianoの部分。
ここはffの後なので、いつも誰かがpにするのを忘れるたり、リズムがずれたりするのだが、
小さい音でハープのパートが聞こえることで、皆の弾き方が変わったようだ。

大きな音を抑制するのには小さな音でできるということか...