2001年2月17日
まず、4小節単位や8小節単位の大きなフレーズを理解しなければいかん。
次に理解したら、それを反映するように演奏に方向性を持たせないといかん。

自分が旋律のときでも、意外と、指や弓などの演奏技術上の都合で
音楽が死んでいることがある。また、伴奏側に回った時にも忘れがちだ。

誰かがちょっと流れを止めるようなことをやらかすと、ちゃんと演奏している人にまで
悪影響を与えることがよくわかった。

その例で、自分に関係したのは、最後の曲の最後のページ、練習番号23からの2小節目だ。
有名な旋律「ファー、シドレミ、ファーレファーレ...」なのだが、1st Vnは
「シドレミ」が「シシシドドドレレレミミミ」と3連符になっている。
弓の都合で最初の「シ」だけにアクセントがつくと、他のパートまで変に重く
聞こえてしまう。

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小山先生の比喩表現はおもしろかった。
クラのI氏がそっけなく旋律を吹いていると
「何かそれ信号のようにしか聞こえへんねやけど。遮断機が降りて電車が通過しましたーって感じやで。」
とか。