2000年11月4日

ブラームスの2楽章:
ダイナミクスの計画について。
・冒頭の4小節はともかく、5小節目からppは36小節のfが目標。
 35,36小節で弦の厚みがどれくらい出るかに依存する。
・41小節から63小節までは、64小節からのビオラの旋律が目標。
 途中、旋律の受け渡しやcresc, fなどがあっても、惑わされない。
・74小節はf。
・84小節はff。ここが1つの山場。
・98小節からのティンパニはコントラバスが聞こえる程度に抑える。
 音質、入りのタイミングも重要。
・104小節からdimで107小節はppp。109小節はさらにdim。
・109小節のアウフタクト、オーボエのダイナミクスは非常に厳しい。
 K氏の腕に期待する。

旋律を追わないことについて。
・41小節からチェロが旋律だが、中声部が大事。
・61小節あたり、音形に気をとられないでコントラバスを中心に
 タイミングを計る。
・64小節からビオラが旋律だが、67小節の4拍目からのチェロの
 対旋律も大事。

あと注意すべきは、息を深く吸うこと。
2楽章冒頭のホルンも然り、87小節の1拍目も然り。