2000年10月21日 河地先生の全奏でまずブラームスの4楽章から。 ・57小節からの2重付点にはスラーがついているが、 音形としてはスラーを切ることになった。 ・65小節からの16分音符は2nd Vnが遅れがちだ。 何回か合わせるとできるのだが、一発目からすっきり やりたいものだ。 ・89小節から、フルートと弦の収まりがまだ悪い。 ・133小節のアウフタクトは強烈にはっきりと入らねばならぬ、 ・137小節からの6連符はちゃんと6つ弾くように。 弾けるようなテンポに設定してあるのだが、これがなかなか。 ・177小節からの音形は、3連符の人がテンポの主導権をにぎっている。 2連符の人はじゃまをしないように。ppなのだが木管が大きくなりがち。 ・273小節からの変拍子の取り方。276小節の一拍目はいつまでも伸ばさない。 休符にするつもりで2拍目の準備をする。 次にブラームスの3楽章。 ・「鋭い音」と「重い音」は区別すべし。 ・最初の4小節は「鋭い音」。勢いがある。次は「重い音」 ・156小節のアウフタクトからは、譜面にはないが、 強いアクセントをつけて。少し大げさにやってちょうど良い程度だ。 ・317小節からの長い音は、頭をはっきりと。 そしてビブラートをかけてたっぷりと。 ・346小節の2拍目の音は強調して。重音になっている意図を汲み取って。 最後にタンホイザー。 ・82小節からのVnはppなのにうるさい。気をつけないと。 ・195小節からのクラリネットのどソロは何か注意あったっけ? ・301小節から308小節はずっとff。dimしてはいかん。 ・379小節からは、Trbのおさまりがどうも良くない。 タンホイザーは時間の関係でたっぷりできなかった。 来週、また続きをやることになった。 河地先生から、毎晩タンホイザーの楽譜を抱いて寝るようにとの指示も出た。