2000年9月16日
オーケストラの練習日。
河地先生で、R.シュトラウスのホルン協奏曲第1番を
初めて全員で合わせた。

通せば15分くらいの短い曲なのだが、
内容は濃く90分くらい練習した。

この曲に取り組むときにまず注意しなければならないのは、
全体にモーツアルト的に弾くということだ。
何せシュトラウスのお父さんはホルンの名手で、
すでにモーツアルトのホルン協奏曲と言う名曲があったのだから、
その影響ははかりしれない。

4分音符は何も書いてなくてもノン・レガートで、ただし
スタッカートよりは長く。
付点は少しはずむ。
フレーズの最後の4分音符、例えば10小節の4拍目や
18小節の4拍目はスタッカート。
練習番号Aのような8分音符の刻みはモーツアルト的にきちんと弾く。
また、7小節目に出てるような付点2分音符の後処理は、
ベートーベンの時のように最後は弓を上げて少し戻してから
次の付点を弾く。

いやあ、最初の1ページだけでたくさんありますな。

どうも納得がいかなかったのは、3楽章のffの旋律で、
管打楽器がどうももたついて聞こえていたことだ。
もしかすると、私が急ぎすぎていたのかな?
付点4分音符+8分音符の伸ばしが短かったのかな?
それとも単にテンポ感の相違?

業務連絡:3楽章通して小節番号をうつべし。