クリームソフト(私が作製したプログラムの総称)の公開ページです。
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ソフトウェア名OS機 能ダウンロード
srgWin/Linuxシフトレジスタジェネレータ(SRG)の接続タップの設計srg3-5.py
   使い方:
 srg3-5.pyを適当なフォルダに置きます。python2またはpython3がインストールされている必要があります。
 コマンドラインから次のようにタイプすると、最長符号となるSRGのタップの位置が全て表示されます。また、自動的に同一フォルダにSRG_taps.txtファイルが作られて、表示内容が記録されます。
   python srg3-5.py CRキー
 8段のSRGの探索結果は次のとおりです。数字はタップ位置を意味しています。
srg.png
 SRGは、Pseudo Noise Generator(擬似雑音発生器)とも呼ばれ、その一例はpn.pdfのような構成をしています。


ソフトウェア名OS機 能ダウンロード
hertzerWindowsSSB電波の正確な同調をとるためのツールHertzer.zip
   使い方:
 Hertzerとは、周波数の単位ヘルツ(Hz)にちなんで作者が名づけた造語です。本ソフトウェアを用いることにより搬送波が存在しないSSB電波に対して、1Hz以内の精密さで同調することができます。
 搬送波またはパイロットトーンが存在しないSSB電波の場合、受信側の搬送波は一般に送信側のそれと一致していません。USBの場合、受信搬送波の周波数が低ければ音声は源音声より高い音で聞こえます。50Hz程度の離調があっても音声は一応違和感なく受信できますので、源音声と受信音声はその高低が異なっている場合もあるわけです。忠実に音声を再現するには、送受間で搬送波を一致させる必要がありますが、搬送波が抑圧されたSSB電波の場合には、そのままでは手がかりがありません。この問題を解決するためには、特別な対策が必要になります。
 一つの手法として、FFTによる周波数成分の分析を行う方法があります。この方法は、受信側のみの対策でよいという長所と引き換えに、装置と使用方法が複雑です。FFT法の詳細はここでは省略します。
 これとは別に、本方式では、送信側で一時的に基準信号を送信し、その時に受信側で正確に同調させるという手法で、簡便に極めて正確に搬送波を一致させます。送信側では、基準2トーン(1,000Hzおよび2,000Hz)を発生し、例えばUSBの場合では搬送波+1,000Hzと搬送波+2,000Hzの周波数の電波を出します。受信側では、XY観測画面上でリサージュ図形が2:1で静止するように、受信搬送波を調整します。この時、送受間の搬送波のずれ(df)は無くなっており、正確に同調していることになります。送受間の搬送波のずれ(df)があれば、1,000Hz+dfと2,000Hz+dfは2:1の整数関係でなくなり、リサージュ図形が静止しないので、正確な同調ができていないことが判ります。
hertzer.png