ITに莫大な投資を行っているのに、それが経済活動に結びつかない現実。
多くの企業では、コンピュータを業務効率化・合理化の手段として用い、コンピュータを業務の攻めの手段として用いてはいないようです。
しかし、今や企業のコンピュータ導入は当然のことで、業務を合理化できる範囲は狭くなっています。
一方、米国の中小企業では、企業収益の伸び悩みから、安易なIT投資を見直し、投資効果を評価しようとする動きが見られます。収益、効率、顧客満足の効果など投資効果を見極めて投資戦略がとられるようになってきています。
「ITコンサルタント」構想は、こうした状況を打開し、経営者の立場に立ち、ともに考え、
事例をそろえ、提言を行い、経営とITを橋渡しし、経営的な価値を生み出すようなIT投資を推進できる人材を育成しようとするものです。
ITコンサルタントは、経営戦略立案、経営情報化企画、情報化資源調達、情報システム開発・テスト・導入、運用サービス・デリバリー、システム評価の各フェーズ一貫して担当することによって、経営とITの橋渡しをおこないます。
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