晩秋の龍王峡

  

11月28日(月)〜30日(水) (23枚)

栃木県 藤原町

  

(EOS Kiss Digital使用)

  

  

 

 

   山荘の凍結防止をしなければ・・と重い腰をあげて栃木県藤原町に出かけることにした。 今年は風邪を引いたりしているうちに行くのが遅くなり、紅葉は既に最盛期を過ぎていた。  晩秋の冷たい風が身にしみる渓谷だったが、僅かに残ったモミジや黄葉が秋の名残を惜しむように陽に輝いていた。 訪れる観光客の姿もまばら、静かな渓谷散策は心地良い一時だった。          (写真は虹見の滝虹見橋
   
     
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11月29日(火) 龍王峡散策

  

  

落ち葉吹雪

時折吹き抜ける冷たい風に一斉に舞いあがる木の葉が陽に輝きながら渓谷を覆った。

落ち葉筏

落ち込む小滝の淵に、落ち葉の筏が寄せ集まっていた。

竪琴の滝

賑わうシーズンが嘘のように、殆どの木々が葉を落とした渓流の水音が寒々と響く。

    
 

龍王峡の瀬

射しこむ初冬の陽光に光る渓谷の瀬も、この時期はどこか寒々と見える。

見橋遠望

むささび橋から下流を眺めると、崖上に名残惜しげな紅葉が見えていた。

  

  

モミジ

龍王峡の散策路を歩いた。 紅葉の最盛期を過ぎた崖上の小径は行き交う人もまばら。 時折現れる名残のモミジに足を止めながらののんびりしたひと時だった。

        
 

モミジ その1

モミジ その2

モミジ その3

      
   

モミジ その4

モミジ その5

モミジ その6

          

黄葉

モミジも良いがクヌギやコナラ、その他名も知れぬ黄葉も又捨てがたい。 我が家周辺でもモミジより黄葉の方が多くて身近なこともある。 
  
 

黄葉 その1

この黄葉、なんと姿形がいいことか! これはアカヤシオの黄葉かも・・・。

黄葉 その2

こんな林も懐かしい。子供のころ遊んだ武蔵野の雑木林を思い出す。

黄葉 その3

この黄葉はコアジサイだ。 花も好きだがこの黄葉も又好きなのだ。

   
   

黄葉 その4

この陽に透ける黄葉はなんだろう? 何の樹か分かったら楽しいだろうなあ・・等と独りごと。

黄葉 その5

この形の葉も見覚えがあって好きなのに、何の樹か分からないのが心残り。

       

  
11月30日(水) 帰路の風景    
今回の小旅行、本格的冬が来る前にやっておかねばならぬ水抜き作業のためだった。風邪が癒えるのを見計らって慌しかったが、山の秋もちょっぴり味わうことが出来たのでまあまあの旅だったかなあ・・・。                                               この日の早朝、山荘を出て高原山を超え鳥羽の湯温泉を経て塩谷町に抜け帰途に着いた。 途中、益子や笠間を通ってフルーツラインを南下、筑波山の峠を越えるいつものコースを辿った。 
  

高原山の牧場

鳥羽の湯温泉下の渓谷

落合橋付近の高原山遠望

  

益子窯元の冬桜

筑波フルーツラインの晩秋

加波山遠望

  

自然紀行

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