ブロンテパークを発って「タスマニア島のヘソ(地理上の中心点)」の記念碑で小休止。 心地良いのどかな山や草原が何処までも続く中をバスは走り、やがてドゥーズの街に着いてトイレ休憩。
この街外れに差し掛かったとき広大なケシ畑が現われた。 タスマニアは「アップルランド」と呼ばれるくらいりんごの産地だというが、ケシの栽培も盛んとは驚いた。 国連で医療用に栽培が認められている産地の一つなのだという。
やがて到着したマウントフィールド国立公園は、巨大なユーカリの樹やシダが生い茂る典型的な温帯雨林の原生林だった。 心地良い空気と咲き誇る草花だけがここが温帯であることを教えてくれる。
最終目的地、ホバートに着いたのは夕刻近かった。 さすがに州都、人も車も多い。 ホバート港前に建つホテル、グランドチャンセラーの窓から眺めた夜景が綺麗だった。
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