九州中部ドライブ旅行

 

阿蘇〜熊本〜宮崎〜椎葉〜高千穂峡〜別府〜国東半島  

11月19日(水)〜22日(土)  (46枚)

 

(EOS Kiss Digital にて撮影)

 

    

 福岡市出身・・とは言っても6歳の時この地を離れ九州を殆ど知らない九州人。 学生の頃一度だけアルバイトをして訪れたことはあるものの、今では記憶が薄れて当時のことを思い出せなくなっている。 もう一度記憶を蘇らせたいと溜まったマイルを航空券と交換した。 熊本空港に到着した初日、予報が外れて思わぬ天気。 喜び勇んで阿蘇山に車を飛ばすと、世界に誇る巨大な火山がその壮大な景観で迎えてくれた。 

(写真は草千里ケ浜からの阿蘇の雄大な眺め)

 

  
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11月19日(水) 熊本空港〜阿蘇山

   
  

   

草千里ケ浜からの阿蘇

  

昔、霧に霞んだ火口脇のガレ場を歩いたことを思い出し、こんなに雄大だったんだ!と改めて感激。

阿蘇山の火口

  

地底から噴出す煙が、正に生きている火山の凄さを実感させてくれる。

 

 

 

中岳の斜面

  

中岳側に行ってみようと、一旦山を降り、反対側に行って仙酔峡ロープウエーで霧の立ち込める中岳中腹へ。

        

 

 

 

中岳側からの眺望

      

訪れる人も少ない中岳側からは、雄大な火口の向こうに車や観光客が見えていた。

   

中岳側から見た火口

  

直ぐ眼の下に、もくもくと煙を吐く無気味で巨大な火口が口を開けていた。

火口壁

    

噴火の年輪を刻んだ火口壁の無気味な姿は、まさに固唾を呑むような光景だ。

11月20日(木) 熊本〜八代市・坂本村〜人吉市〜えびの市〜宮崎へ  
  

 熊本城  

   

再建された熊本城

        

翌朝は雨。 市内をさ迷いつつ熊本城へ。 こんなに立派に再建されてるとは・・・とびっくり。

天守閣

        

昭和35年に再建された天守閣は、多分学生時代にも見てるはずだが・・・どうも記憶が定かでない。

天守閣の石垣

        

天守閣を支える優美な石垣は、近くで見るとさすがに大きくて力強い。

  
坂本村〜人吉市〜えびの市(えびの高原は雨と霧で何も見えず)〜宮崎   

坂本村を流れる球磨川

        

高速道路はつまらぬと、一般道で球磨川を遡る頃、素晴らしい山間の景色に幾度となく車を停めては眺める。

人吉のループ橋

    

人吉市とえびの市を結ぶR221にある二つのループ橋の一つ。 話には聞いていたがなかなか大きくて高い。

青島

        

雨のえびの高原を発って、やっと青島に着いた時は辺りは薄暗くなっていた。 ここは昔と変らない。 

      

堀切峠の眺望

        

「鬼の洗濯板」で有名なこの峠の眺望も薄暗くてシルエットを眺めるだけになってしまった。

大淀川の夜景

        

宮崎のホテルに着いた時はすっかり日が暮れて、水面に映る橘橋の灯が見えるだけだった。

      
11月21日(金) 宮崎〜西米良村〜椎葉村〜高千穂峡〜別府
    

宮崎〜西米良村〜椎葉村

宮崎の朝

          

 東の空に垂れ込めた雲の向こうに朝日は昇り始めた。 今日は昨日より天気は良いかも・・と期待。

一ッ瀬川の峡谷

          

椎葉村を通って高千穂峡へ・・と思い立ち、西都市から一ツ瀬川を遡り、先ず西米良村へと向かう。

一ッ瀬ダムの湖

          

西都市から西米良村に掛けて、一ツ瀬ダムの長大な湖が広がっていた。 

   

西米良村の一ツ瀬川

    

九州にもこんなに山深い自然豊かな場所があるとは知らなかった!と嬉しくなってしまった。

一ツ瀬川上流

    

川は更に幅を狭め、山間の渓流へと変っていった。

谷間の紅葉

    

深い谷間の山肌に紅葉がちらほら目立ち始め、遅い秋が始まっていた。

   

西米良村から椎葉村へ

     

峠を越えると椎葉村。 「庭の山茱萸の木に鳴る鈴かけて〜♪」と那須の大八と鶴富姫との恋物語が偲ばれる。

椎葉村・山肌の集落

    

時折、山肌に張り付くように建つ家が見える。 こんな山奥ではどんな生活なんだろうと思ふ。

上椎葉ダム附近の眺望

   

このダムの出現で山の生活が一変した・・・と、だいぶ昔TVで見たような気がする。

   
高千穂峡

高千穂大橋から見る五ケ瀬川

      

椎葉村から五ヶ瀬町へ。 そして高千穂町へとやって来た。 R218に掛かる高千穂大橋からの眺めは素晴らしい。

橋から覗き見る高千穂峡

      

橋の下を覗きこむと、高千穂峡が地面の裂け目のように続いていた。

高千穂峡・真名井の滝

      

際まで降りて行った所にあの有名な真名井の滝があった。陽の光りの当たり具合で綺麗だろうなあ・・と思ふ。

   

別府の夜景

      

高千穂から別府も結構な距離があり、別府のホテルに着く頃はすっかり日が暮れていた。 

   
11月22日(土) 別府〜鶴見岳〜湯布院〜国東半島〜大分空港   
   

別府

別府湾の日の出

      

今日は昨日より天気が良くなりそうな朝。 別府湾の彼方に昇る朝日が一段と綺麗だった。

高崎山

      

静かな別府湾の向こうに見える一際高い山は高崎山だ。 意外と大きい山なんだ・・。

別府地獄めぐり

      

学生の頃一度この地獄めぐりをした記憶があるのだが、何処をどう回ったのかは思い出せなかった。

海地獄

      

どうしてこんな綺麗な色をしてるのか、やっぱり不思議でならない。

血の池地獄

      

色も凄いが湯量の多さもほんとに凄い。 湯気で辺りが見えなくなるんだから・・。

竜巻地獄

      

ここは間欠泉。 始まる時間になると人が大勢集まった。

   
鶴見岳(1375m)

鶴見岳の眺望

      

別府の坂道を登ってしばらく行くとロープウエー乗り場があった。 雲が多かったが別府湾が綺麗だった。

陽射し

      

海の反対側はもっと雲が多く、隙間から射す陽の光りがふもとの黄葉を照らしていた。

樹氷

      

山は予想以上に寒かった。 樹が白っぽいなあ・・と思ったら枝に氷が付いていて思わず震えてしまう。

   
湯布院

由布岳

      

明るい草に覆われた山の奥に由布岳が聳えていた。 道は山裾を縫って湯布院町へ下って行く。

湯布院町遠望

      

泊まるなら「湯布院温泉」といわれる湯布院町。 華やかな温泉街は見当たらない。

由布院町からの由布岳

      

のどかな湯布院町からは由布岳が良く見えた。 のんびり過ごすには良さそうな所だ。 

   
国東半島〜大分空港

紅葉

      

広がる田舎の風景が何処か懐かしい国東半島にやって来た。 

国東の径

      

半島の中央は殆ど山径だった。 昔からこの地の人々の生活が染み込んだ山径なのだろう

山村

      

山間のそこここにこのような集落が点在している。 小さな畑や田圃が営々と人々を支えてきたのだろう。

谷間の棚田

      

小さな谷川に沿って棚田が続いていた。 日本の歴史の始まる頃からこうして人々は暮らしてきたんだろう。

奇岩の山

      

熊野磨崖仏近くにこんな奇岩の山が聳えていた。 あの洞窟も昔の人が穿っただろうか・・・。

熊野磨崖仏

      

車を置いて音を上げそうな長い階段を登った先に磨崖仏があった。 なんと素朴な仏様なんだろう!

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