南房総、富山町と鋸南町の水仙巡り

2月13日(木)

 

    

をくずれ水仙郷

 例年だと12月から1月が見ごろの南房総の水仙、友人の写真を見て以来一度見てみたいと思いながらも寒い最中に出掛ける勇気が無かったのですが、今年は例年より1ヵ月半も遅れているとのニュースを聞いて、2月も半ばのこの日、絶好のチャンスとばかり出かけてみました。 富山町の山里や鋸南町の「をくずれ水仙郷」の水仙は今が真っ盛り。 梅や菜の花も咲いていて、のどかな山里の春を堪能できました。 写真は鋸南町の「をくずれ水仙郷」の標識です。

   
下の写真をクリックすると大きい写真が表示されます。 ここに戻るにはプラウザの「戻る」が便利です。 
(1) 富山町の水仙 (県道305号、富山丸山線の山間の道の両側はいたるところに水仙が植えられていて綺麗でした)
                 

山の縁の水仙

 

場所も良く調べずにやって来たんですが、こんな山の中に水仙が植えられているとは思いませんでした。 自然と花が溶け合った見事さにうっとり・・。

林の中の水仙

 

この日は陽が射したり曇ったりの天気でした。 でも水仙の花はどんな天気にも合うようです。 未だ冬枯れの林の中でも風情を感じました。

   

見上げる斜面の水仙

 

山の頂を眺めたら、その斜面の上まで水仙が植えられていました。これにはビックリ!

菜の花と水仙

 

道路わきの斜面には菜の花も咲き出して、甘い蜂蜜の香りが漂っていました。

   

菜の花と水仙と紅梅

 

カメラ片手にこの斜面を降りて行ったら、この下で菜の花の収穫をしていた農家のおじさんが、「梅を撮るならこの東側が良いぞ!」と教えてくれました。

道路わきの水仙

 

この地区の水仙は上質で、全国一の出荷量を誇っているんだそうです。 それにしても、この傾斜だらけの山里で収穫するのは大変だろうなあ・・。

       

のどかな山里の春

 

菜の花や梅や水仙が咲く段々畑。 ほんとにのどかな雰囲気に浸ることが出来ました。

菜の花

 

菜の花が、ほんとに鮮やかでした。 水仙を見に来たんですが菜の花も良いですねえ。 まさに春って感じを実感させてくれますから。

伏姫山門の屋根と紅梅

 

南総里見八犬伝の伝説の地富山町らしく、ここには伏姫と八房が隠れた籠穴と、八房が眠る犬塚がこの山中にありました。

   
(2) 鋸南町の「をくずれ水仙郷」 (ここは、県道184号、外野勝山線から佐久間ダムの奥に入った山里にありました)
   

八幡様の境内に咲く水仙

 

をくずれの郷の奥に八幡様がありました。 ここの周囲にも水仙が植えられていて明るい陽射しに輝いていました。

陽射しを浴びて咲く山茶花

 

社の前に鮮やかな赤い花が咲いた樹を見つけ、何だろうと近付いてみたら山茶花でした。 こんな明るい山茶花は初めて見ました。

   

梅と廃屋

 

 郷を下ってゆくと、藁葺きの廃屋がありました。 手入れされていない梅の樹が花を一杯つけていました。

蘇鉄と梅と水仙

 

郷の斜面に蘇鉄が植えられ、林の中に水仙が敷き詰められるように植わってました。 山が一面お花畑なんですね。

   

梅林と水仙

 

 こちらの斜面も梅と水仙。 ほんとこれだけ植えるのは大変だったろうなあ・・と思わずにはいられませんでした。

道端の水仙

 

 佐久間ダム近くは見晴らしの良いところでした。 房総の山には高山は無いですが、雰囲気はなかなかだと見直しました。

   

梅の花

 

 梅の花も眩しい位の陽を浴びて、あたり一面に良い香りを漂わせていました。

トンビ

 

 山の上をトンビはが一羽舞っていました。 最近あまり出会ったことが無いので、ちょっと遠かったですが珍しくて撮りました。

前のページ