「幼児期の教育は、生涯にわたる人間形成の基礎を培う重要なもの」である事が、平成18年12月22日に公布、施行された新「教育基本法」第11条に規定、新設されました。従来、文部科学省の幼稚園教育要領の総則で指摘され続けてきた文言です。多くの幼児が幼児期を幼稚園で過ごすことの多くなった昨今、幼稚園の責務はますます重大となってきています。

 当園では、文科省の教育要領に基づいてカリキュラムを編成し、人間形成の基礎を培うことを基本とします。当園ではこのような保育を実践するため、保育者と園児の関係は教育する側と教育される側の関係であると同時に、お互いが発展的に刺激しあう関係であり、又保育者と園児はお互いが独立した一個の人格者として対等(同権)であるという立場を全教職員が明確に理解、認識し、その大前提のもと保育指導、教育に取り組んでいます。     

 

 

文部科学省の幼稚園教育要領では幼児教育が「生涯にわたる人間形成の基礎を培うために大切なもの」である事を指摘し、そのための保育内容(幼稚園教育の目標)を、健康、人間関係、環境、言語、表現の5項目に集約しています。当園では基本的に、この教育要領に基づいてカリキュラムを編成し人間形成の基礎を育てます。その成果を効率よくひき出せるよう小規模園、少人数保育のメリット(幼児教育においては、少人数制保育が極めて重要であり、その大きなメリットも裏付けされています。国際連合の教育機関であるユネスコも幼児教育における1クラス当たりの人数を25名以下にするよう日本に勧告しています。当園もユネスコ勧告を目標にします。)を最大限に生かした保育を実践します。そして、園児全員が幼稚園生活を毎日楽しく過ごせるよう配慮します。

 

  

 

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