日本車輌標準車体のモハ10形時代に訪問したのはこの時1回だけです。当時はこのような近代的な車体に興味は無く、未訪問私鉄潰しとED30形が目的の訪問でした。今考えるともっと行っておけば良かったと、いつもの後悔が脳裏を去来します。
全て1976年12月3日撮影
2005年8月27日製作

夜行普通電車で松本着、早速駅の外から撮影しました。塗装が部分的に補修されているのが痛ましい感じですが、この塗装色も好みではありませんでした。松本駅
ともかく終点の島々まで乗車し折り返しの発車を撮影しました。島々の駅舎は木造の風情あるもので今は移転して保存されているようです。島々、新島々間
新島々まで歩きながら撮影しました。この区間も今は廃止され今は新島々が終点になっています。島々、新島々間
この日は天気が悪く、すっきりとした写真は撮れませんでした。前面塗装の補修から朝松本駅で写した車体と判ります。島々、新島々間
モハ10形は6両ですが同形車体のクハ10形が1両ありました。パンタグラフが無いのですぐ判ります。

島々、新島々間

新島々から電車に乗り車庫のある新村で降りました。新村付近で撮影した1枚でこれも先頭はクハ10形です。新村、下新間
宅急便の無い時代、歳暮時期の関係か小荷物の扱いが結構あったようで、1両は荷物車扱いとなっていました。窓からも荷物を積んでいます。りんごと書かれた箱が当地らしさを感じさせます。これも1両だけのクハ10形。新村駅
一番見たかったED30形は外の見やすい場所に止めてありじっくりと見ることが出来ました。米国ボールドウィン製で元信濃鉄道のこの機関車は同形3両あり、他の2両(三岐鉄道と弘南鉄道)は既に撮影していたのでこれで全車網羅することが出来ました。新村駅